ユビキタスの第一歩

Categories: ITなニュース 2008/6/11 水曜日

ユビキタスという言葉があります。言葉の定義はまだはっきりとは定まっていないのですが、狭義では「何時でも何処でも意識せずに、情報通信技術を利用できること」という説明がありました。

もともと「ユビキタスは近代ラテン語に登場する神学（キリスト教）の概念で「イエス・キリストが、時間や空間を超越して遍在（あらゆるところに存在）すること」をさす概念」らしいです。[三省堂辞書サイトより]

時代が変わって今日におけるユビキタスの概念は1980年代にできました。

さすがに意識せずに利用できるサービスはまだ数えるほどしかありませんが、いつでもどこでもネットワークに接続できる環境は整いつつあります。

代表格は携帯電話でしょうか。圏内であれば簡単にネットワーク接続できます。

でも画面が小さいのと、パケット代が以前より安いとはいえまだまだ気になりますよね。少し本格的な作業をしようとおもうとすぐに限界を感じてしまいます。

時間的に余裕があるならノートパソコンを持ち出して公衆無線LANサービスを活用してみるのはどうでしょうか。

いくつか列挙してみます。

livedoor Wireless (東京地区限定)

HOT SPOTは￥1,600程度から、BBモバイルポイントは自宅にYahooBB回線を引いている場合は無料で利用することができます。もしYahooBB回線を引いていなくてもプレミアム会員であれば￥300の追加で利用できるようになります。

それぞれの料金の違いは利用できる環境と比例しています。BBモバイルポイントは主にマクドナルドのみですが、HOT SPOTは利用できる店舗の幅がかなり増えます。詳細はWebサイトでご確認ください。

さて沖縄からのブログですが、東京地区限定のlivedoor Wirelessのサービスもとりあげてみました。

山の手線内が主なエリアとなっています。アクセスポイントの増設の余地や電波が届きにくいところもまだまだあるでしょうが、特定の店舗に限定されない公衆無線LANサービスはとてもうらやましい限りです。

料金は￥525なのでとても気軽に利用できますよね。

PCからの利用はもちろん、Skype経由でIP電話として活用するなら通信コストを抑えることができるのではないかなんて考えたりしますがいかがでしょうか。

こんな製品もあります。

完全なユビキタス社会はそう遠くないうちに実現するかもしれませんね。