やむを得ないタコ足

Categories: ITなニュース, トラブル解決  2008/12/15 月曜日

ネット調査によると、パソコンと家電製品のいずれかで「タコ足配線」している人の割合は84.3%に上るそうです。(アイシェアーの市場調査より

“タコ足配線は危険だ”という指摘がある一方で、家電製品が増え続ける以上、タコ足配線になっていくのはやむを得ないという意見もあります。

電気工事会社に依頼して必要なコンセント数を確保するというのが正しい方法ですが、今すぐには無理という状況も考えられます。このような時でも、仕方ないからといってタコ足を見て見ぬふりするのは危険です。少しでも危険を減らすために今すぐに行えることはないでしょうか?

まず大切なのは正しい知識です。タコ足配線がなぜ危険なのか理解するだけでも、危険をかなり減らすことができます。

タコに限らず、電源コード周りで危険なのはイカ(以下)の3点です。

1.定格容量を超える
2.断線
3.トラッキング

※他の危険要因もありますし、精密機器の電源確保という面では条件はさらにシビアになりますが、今回は火災発生等の重大事故の主な要因の中からよく観察される状況を取り上げています。

1.定格容量を超える

コンセントには定格容量(通常15A)があります。タコ足配線をすると、この定格容量を超えてしまうことがあります。最悪の場合、発熱して発火します。

タコ足がやむを得ない場合、機器の消費電力を考慮しながらうまく分散することで危険を減らすことができます。(機器の消費電力はインターネット等でも簡単に調べることができます)

タップそれぞれに使用できる電力量を記載したり、すでに容量いっぱいのタップは他の口をふさいでおくといった工夫ができるかもしれません。

2.断線

電源コードが机等で踏みつけてられていたり、人が行き来するカーペットの下に電源コードをそのまま配線したりということはありませんか?(実はあちこちの会社で実際に見たことがあります)

コード内で電線の短絡や断線によるスパークが発生し、コードの樹脂等に引火することがあります。

3.トラッキング

プラグや差し込み口に埃がたまり、さらに湿気が加わることで微弱な電流が流れ、最終的に発火してしまう現象です。

冒頭で取り上げたネット調査では、配線周りの掃除頻度も公開されていました。定期的に掃除していると回答したのは1割未満です。よく掃除して埃をためないことを心がけましょう。

上記の点を注意していても、タップが粗悪だとトラブルが生じます。実際にタップの不良による火災事故も起こっています。最近では高機能を謳うタップが低価格で販売されていますが、信頼性の高いものを使用しましょう。

個人的にはPanasonicの「ザ・タップX」等がお勧めです。


Author: Jun
アイティーアシスト代表 ワクワクするようなIT活用をご提案します。

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