パーツ講座 第6回 キーボード(2)

Categories: ITなニュース, トリビア, 使えるIT  2008/12/4 木曜日

前回は最高峰のキーボードをご紹介しましたが、今回は創意工夫と最高の技術で生み出された傑作の中から、頑張れば手に届く価格設定のキーボードたちをご紹介します。

一押しは、操作性、信頼性、耐久性で評価の高い「静電容量無接点方式」を採用したキーボードです。

PUFのHappy Hacking Keyboardや、東プレのRealforceなどが有名です。

一般的なキーボードは「有接点メンブレン方式(キーの押下で電極を押し付けてスイッチを入れる方式)」が主流となっています。それに対して「静電容量無接点方式」は、キーの押下によって基板上の固定電極と可動電極との間に静電容量が形成され、この容量が一定のレベルに達したところでスイッチが入るという仕組みです。キーを最後まで押下する必要が無いので、速く打てる、疲れにくい、壊れにくいという大変魅力的な特性をもっています。

もちろん上記の名機には、スイッチの仕組みだけではなく、特性を十分に発揮させるための工夫や技術が詰め込まれています。

キーの押下の荷重は一般のキーボードでは50?60gが平均的ですが、この方式ではずっと軽いタッチのキーを作り出すことができるそうです。それをフルに活用して、上記のキーボードは、主要部は45g、力が弱い小指で押すキーは30gに設定されています。さらに、指に不必要な負担がかからないようにキーボードが人間工学に基づいた滑らかな角度で傾斜しています。

また、「Nキーロールオーバー対応」なので同時押しの様な入力もOK。

ちなみにNキーロールオーバーといっても、USBタイプのものは6キー同時押しまでという制約を受けることがあります。まあ普通そんな使い方はしないんですけどね・・。でもキーボードにこだわるマニアにとっては結構大事なポイントだったりします。

その他のこだわりはメーカーサイトでご覧ください。

価格は2-3万円程度。ちょっと高い買い物ですが、一度使ってみれば手放せない相棒になること間違いなしです。

今回は静電容量無接点方式の良いところばっかり取り上げましたが、有接点メンブレン方式の名機というのも存在します。次回はそんなこだわりの一品を取り上げたいと思います。

パーツ講座過去記事

第5回 キーボード(1)

第4回 シリコングリス

第3回 電源ユニット(3)

第2回 電源ユニット(2)

第1回 電源ユニット(1)


Author: Jun
アイティーアシスト代表 ワクワクするようなIT活用をご提案します。

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