受話器をあてる耳の話

Categories: トリビア  2009/6/25 木曜日

あなたは電話を受ける時に、右耳・左耳のどちらに受話器をあてますか?

右耳は左脳、左耳は右脳と結びついているため、しっかり分析しなければならない話は右耳で、感情移入が求められるシーンでは左耳で聞くのが良いと言われています。

このことは以前から知っていたのですが、今日見たニュース記事はちょっと新鮮でした。

「人はどちらの耳で聞くかによって反応に違いが生じるか?」というテーマで実験が行われていました。騒々しいダンスクラブで一人の調査員の女性がクラブ客に「煙草を1本ください」と声をかけ、応じた確率を調べます。この騒音の中なら片方の耳元に話しかけても違和感はありません。結果は何と、話しかけられたのが右耳だと、左耳に話しかけられた場合の2倍の確率で応じることが分かりました。

学者によると、左脳は積極的感情に、右脳は否定的感情に同調している可能性があり、それが表れたのではないかということでした。

まとめますと、右耳で聞くと、冷静に分析しつつも積極的になる傾向があるということです。

電話応対のスキルを向上させるために、シーンに応じた耳の使い分けを考えてみるのもおもしろいかもしれません。


Author: Jun
アイティーアシスト代表 ワクワクするようなIT活用をご提案します。

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