新IT用語「オンプレミス」

Categories: ITtimes, ネットワーク  2011/11/2 水曜日

最近よく目にするようになった用語で、「オンプレミス」という用語があります。英語ではon-premises(施設内の意味)で、企業内でサーバーを置いて運用する形態の事を指します。

これと対になる用語としては本来は「オンデマンド」(on-demand 要求に応じるの意味)なんでしょうが、この語が運用形態を指して使用される為、対語としてふさわしいのは「クラウドコンピューティング」になるでしょう。

メールサーバーに関してはすでにクラウド型のサービスを利用している会社も多く、この例に代表されるように、一概にオンプレミスがコスト安とは言い難い部分があります。今後はクラウドのサービスも充実していき、企業で利用している他のサービスもクラウド側にシフトしていくでしょう。

私としてはこの区切りがその昔、「スタンドアローン」と「LAN接続パソコン」と区別した時の事を思い起こしてしまいます。「そっちの会社まだオンプレミスなの?!」という会話をする日もそんなに遠くないかもしれません。


Author: tokunaga
ネットワーク構築、サーバーメンテナンスを担当。 MCP、CCNA、SCSA、DD1種などを有しており、ネットワークの設計・構築・運用まで一通り行います。 法人様への最初の窓口として応対させて頂くことが多くございます。 問題解決のお手伝いを致しますのでひとりで悩まずお気軽にご相談ください。

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