PPPoE+マルチセッション?ルータ機能の解説-第2回?

Categories: ITなニュース  2008/7/1 火曜日

個人でもルータを触る機会は多々あるかと思います。

シリーズでルータ機能について解説していきたいと思います。ルータの機能を知る事で、ネットワークの全体がみえてくるかと思います。

今回はPPPoEについて解説します。

PPPoEとは「PPP over Ethernet」の略です。名前の通り、イーサネットの回線上でPPPと呼ばれるプロトコルを使って通信するための技法です。プロバイダとの接続に使います。このPPPoEを使うことで、ADSLや光ファイバ、LAN上で、ユーザー認証などが可能になります。

このPPPoE、ユーザー認証などの機能を可能にするものですが、他にも1つの回線で複数のプロバイダーに接続するとか、1つのプロバイダーにマルチセッションで接続するといったこともできます。

とはいえ、予備として、プロパイダと2か所契約している人はよほどの方でないといないと思います。NTTの回線を使っているならフレッツ・スクウェアや速度計測サイトに接続しながら、インターネットにも接続するという事もあるので、この機能の主な用途はそちらになるかと思います。
最近のルータにはほとんど装備されていますが、購入の際は確認してもよいでしょう。

ルータ機能の解説の予定

ステートフルパケットインスペクション
PPPoE
ステルス機能
TKIP機能やESSID機能、MACアドレスフィルタリング
マルチセッション
Universal Plug and Play
Unnumbered
DHCP
DMZ
ポートフォワード
セッション・キープ・アライブ機能
NAT+IPマスカレード


Author: tokunaga
ネットワーク構築、サーバーメンテナンスを担当。 MCP、CCNA、SCSA、DD1種などを有しており、ネットワークの設計・構築・運用まで一通り行います。 法人様への最初の窓口として応対させて頂くことが多くございます。 問題解決のお手伝いを致しますのでひとりで悩まずお気軽にご相談ください。

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