海賊版ソフトからウイルスに感染する危険

Categories: Apple, ITなニュース, セキュリティ  2009/1/30 金曜日

Macねらいのトロイの木馬、今度は偽Photoshopで -ITメディア(2009年1月27日付)

セキュリティソフトウェアメーカーのIntegoは25日、Mac OS Xに感染するトロイの木馬の亜種が、今度は海賊版のAdobe Photoshop CS4 for Macにバンドルされて出回っているのを見つけたと報告した。

Integoによると、問題のトロイの木馬「iServices.B」は、先に海賊版のApple iWork 09とともに出回っていた「iServices.A」の亜種。いずれもBitTorrentなどで配布されている海賊版ソフトウェアを使うと感染する。

iServices.BはPhotoshop本体のインストーラーではなく、Photoshopを使えるようにするためのクラッキングソフトウェ アに仕込まれているという。クラッキングソフトウェアを実行すると管理者パスワードの入力を求められ、Root権限でバックドアを起動してインターネット 経由でリモートのサーバに接続する。攻撃者が感染マシンをリモートで操作したり、追加コンポーネントをダウンロードさせたりできる状態になる。

現在、コンピュータウイルスのターゲットが、OSやデータベースだけでなく、汎用アプリケーションとなってきている模様で、セキュリティ警告サイトではよく報告されています。

BitTorrentなどダウンロードサイトで出回っているソフトから発見されたそうです。

PhotoshopなどのAdobeソフトはけっこうな高額ですし、Microsoft Officeなども一般的なものとしては高いです。それゆえに「なんとかして」手に入るコピーソフトも存在しますが、こういうセキュリティのリスクがあることを分かっておかなければいけないでしょうね。

それに最近はメーカーは正規品だけではなくて、古いバージョンのソフトに不具合があってもよっぽどでないとサポートしません。

そんなに高機能使わないから新しくなくてもいいのに…という人も多いんですけどね。

メーカーの営利作戦にのるのはいやかもしれないですが、サポートや早い対策の期待できる新しいバージョンのソフトを使って、しっかりと最新にアップデートしていくのが最善なようです。


Author: mirai
パソコン修理、保守担当。 技術を磨くため毎日修行中。 今までに対応したトラブルなどをサポートログに書いていきますので、ぜひご覧になってください。

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