18テラバイトのハードディスクを作るための隠し味は”塩”

Categories: ITtimes, ITなニュース, トリビア  2011/10/18 火曜日

塩
ハードディスクに塩を加えると容量が増加する!?
嘘のようですが本当の話のようです。

塩をひとつまみ加えてハードディスクの容量が18テラバイトに-TechCrunch

TechCrunchの記事によるとシンガポールのJoel Yang博士がこの方法を思いついたそうで、少量の塩を磁性体に混ぜることでハードディスクの容量を数倍に増やすことができるんだとか。
ハードディスクの表面は微細な磁石の粒でおおわれていて、この粒子が複数集まって島を作りその島が保存単位となっていたが、この粒子を作る工程で少量の塩を加えることにより一つ一つの粒子を保存単位として使用できるようになったそうです。
この方法で作ったデモでは現在のハードディスクの保存容量の約4倍の保存容量のものを作ることができたそうです。
さらに粒子の大きさ自体も小さくする技術開発に成功したようで、これにより近い将来18テラバイトのハードディスクを作ることが可能になります。

現在3テラバイトのハードディスクが流通しており、近々4テラバイトのハードディスクも出るという話もありますが、数年後には10テラバイト以上が当たり前になってるかもしれませんね。
こしょうを加えたらどうなるんだろう…。


Author: mirai
パソコン修理、保守担当。 技術を磨くため毎日修行中。 今までに対応したトラブルなどをサポートログに書いていきますので、ぜひご覧になってください。

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