増加傾向にあるスマートフォンの「ワンクリック詐欺」 | アイティーアシスト

増加傾向にあるスマートフォンの「ワンクリック詐欺」

やはり・・という感じですが、「ワンクリック詐欺アプリ」の被害が報告され始めました。

パソコンユーザーの被害は2005年頃から目立ち始め、今なお現在進行中のやっかいな問題です。簡単に言うと、Webページ中の画像やリンクなどをクリックしただけで料金を請求するネット詐欺です。アダルトサイト閲覧の際に被害に遭うケースが大変多く、恥ずかしさや後ろめたさからパニックになって請求に応じてしまうというケースが後を絶ちません。(もちろんアダルトサイトだけでなく、韓流スターなどの有名人や芸能情報などのキーワードで興味を引く手口もあります。)

請求画面が表示されても基本無視すれば大丈夫なのですが、敵も然る者で、無視すると法的に不利になる手口等を編み出したり・・・・そんないたちごっこの世界でした。

時間の問題でしたが、ついにスマートフォンでもこの被害が報告され始めています。
しかし、パソコンとスマートフォンでは決定的に違う点があります。

パソコンの場合、例えばIPアドレスや使用機器等の情報は取得できても、そこから個人を特定するのは困難です。ですからワンクリック詐欺は無視すれば大丈夫ということがいえました。

ところがスマートフォンですと、まず始めに個人の電話番号を知られてしまう恐れがあります。料金請求が直接かかってくるかもしれないのです。さらには電話帳のデータがあります。友人や会社関係の大切な情報が悪意のあるユーザーにわたると大変危険です。

今回被害報告のあったワンクリック詐欺アプリは、アダルト動画やゲーム動画を視聴するアプリを装っています。
ユーザーがインストールして実行してしまうとポップアップで何度も繰り返し入金請求が表示されます。

トレンドマイクロの報告によりますと、今回のアプリには端末の電話番号などの情報を取得する機能に加えて、取得した情報を外部に送信する機能が搭載されています。まだ調査の段階ではありますが、ワンクリック詐欺業者へ実際に情報が送信されている可能性もあります。

大切な個人情報や仕事の情報が入っているスマートフォンの取り扱いはとにかく慎重にならなければなりません。スマートフォンは小さなパソコン、場合によってはそれ以上の意識でセキュリティ対策に取り組まなければなりません。

さて、万一上記のウイルスに既に感染してしまった場合は、すぐにAndroid端末向けのセキュリティソフトで駆除しましょう。そして請求の電話がかかってきても絶対に応じないことが大切です。


Author: Jun
アイティーアシスト代表 ワクワクするようなIT活用をご提案します。

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