ちょうど一週間前にソーテックから発売された、オンキヨーの『HDC-2.0A』を体験してきました。音響機器としての完成度が高く驚きました。

パソコンは音楽を録音するには便利なものですが、音質には課題があります。パソコン内にはファンやハードディスクのようなノイズを引き起こすパーツがあり、録音や再生時に音質が劣化するからです。

しかしこの製品の音はかなりレベルが高く、ONKYOの技術力に感心しました。

音に驚いたのはそれ以外にも理由があると思います。最近はmp3のような圧縮された音源で音楽を聞く機会が多く、よい音というものからは遠ざかっています。

CDの時点で既に原音は再現できていないのに、さらに圧縮された音に慣れてしまいました。もちろん補正技術が格段に向上していますが、原音とはいえません。

HDC-2.0Aで視聴したのは24bit音源。5分ほどの楽曲でも100MBくらいの容量になる贅沢な音源ですが、久々に「聴く」を実感しました。

Tweet