ウイルスバスターfor Macがsnow leopardにも対応

Categories: Apple, ITなニュース  2009/11/6 金曜日

2009年9月からMacにもウイルスバスターが対応することが発表され、Mac OS X 10.6 Snow Leopardへの対応が10月中旬と言われていました。

先日ようやくSnow Leopard対応版が発表されましたのでインストールしました。

スクリーンショット(2009-11-06 20.48.30)

管理画面はwindowsのそれと大体似ていますが、いたってシンプル。

スクリーンショット(2009-11-06 20.52.16)特にファイアーウォール機能はOS Xの機能を試用するため、ウイルスの検出、フィッシング対策が主な機能といえるでしょう。

Macbook Pro(2009)で作業を行いながらウイルス検索を行った場合、CPUの付加は10%ほど上がりましたがメモリ占有はほとんどかわらず、このあたりはマルチコアの恩恵というところでしょうか。大きな画像の加工のような作業でなければ気にならないかもしれません。

Macへのセキュリティソフトは必要か

Macのユーティリティ、セキュリティは以前はNorton先生をはじめ数社が対応しているのみでしたが、今年2009年あたりからこのトレンドマイクロやカスペルスキーなど大手が本腰を入れて各社対応を始めています。

カスペルスキー Antivirus for mac

ライセンス制度が見直されて3マシンまで1ユーザーで使えたり、価格が下がったり、敷居も低くなったため導入はwindowsのように必須となってくるかもしれません。

OSの堅牢性もappleは自負していますが、それだけでなくユーザーがセキュリティを負担なく意識しやすい構成やナビゲーションとしている点も、windowsより優位な点。

ダウンロードしたアプリケーションを起動するときの「お知らせ」や、実際にインストールするときにパスワードを求められる点、OS Xの初期からある機能ですがユーザーにストレスなく考えさせる「思考のナビゲーション」も貢献しているなあと思います。

しかしフィッシング系のウェブサイトなどはユーザーをだまして情報を盗むもののため、ビギナーはけっこうひっかかっているのかもしれません。

トレンドマイクロのページにはMacユーザーがtwitter経由で被害にあった報告が掲載されています。

人気ブロガーのコメントをクリックしただけで感染!? Windows・Macユーザに忍び寄る脅威

最近、Twitterというコミュニティサイトの人気ブロガーのアカウントが不正利用され、ウイルスを配布する手口に悪用されてしまいました。人気ブロガーのコメント(Tweet)をクリックしたユーザが、WindowsとMacの両方のウイルスが仕込まれたページに誘導される仕組みになっていたのです。

しかも、最近のセキュリティの脅威はMac OSで稼動するウイルス以外にも、有名企業を装ってパスワードやクレジットカード番号などを盗もうとするフィッシング詐欺など、巧妙な手口のものが増えています。

知らない間に不正サイトに誘導?そのまま利用していると個人情報を盗まれることが・・・!

DNS設定(インターネットを利用するときのシステムの設定)を変更するOSX_JAHLAV.Bというウイルスがディスクイメージとして自動的にダウンロードされます。感染したユーザが特定のWebサイトにアクセスすると、偽サイトに誘導する仕組みになっています。誘導先として個人情報を盗む危険なサイトが設定されていた場合には、クレジットカード番号やパスワードなどユーザの個人情報が知らずに盗み取られているかもしれません。

Macのセキュリティ対策(2009年11月6日付)


Author: mirai
パソコン修理、保守担当。 技術を磨くため毎日修行中。 今までに対応したトラブルなどをサポートログに書いていきますので、ぜひご覧になってください。

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