アナログ再考

Categories: ITなニュース  2008/3/17 月曜日

世の中すべてデジタルによって置き換えられてしまったように思える今日この頃ですが、華々しいデジタル機器たちの陰でアナログ的な製品がひっそりと生き残っていたりします。2層式洗濯機とか銀塩カメラとか..、実はまだまだ根強い人気があったりするようです。アナログならではのよさというか、シンプルでいまどきの機器よりよっぽどユーザーフレンドリーで愛着すら沸いてくることもありますね。
アナログの話題を取り上げたのは、このご時勢にSONYからアナログ的製品の代表格であるレコードの新製品が発売されたからでもあります。

SONY ステレオレコードプレーヤー『PS-LX300USB』

いまどきレコードプレーヤーを発売 ? と思われるかもしれませんが、しかしこのプレーヤーただのレコードプレーヤーとは違います。通常の音声出力に加えてUSB接続ができるようになっています。パソコンにとりこんで編集したり、MP3形式で保存したりということができるようになる点が特徴です。

レコード盤は聞き続けていくうちに擦り切れていくもののようですから、いったんデジタルで保存しておけば音質の劣化を心配したりすることもなく安心して聞くことができますね。またMP3プレーヤーに入れて外に持ち出したりすることも気軽にできるようになるわけです。

昔からのレコードコレクションを捨てるに捨てられず持ち続けている方もこんな商品を待ち望んでいたのでは?

これまではレコードやテープのデータは業者にお願いしてデジタル化するという方法もありましたが、この商品を利用することで気軽に自宅でレコード音源のデジタル化ができるようになります。
こんな商品SONYからしか出てこないかもしれませんね。

カセットでもUSB接続の商品がでないでしょうか。


Author: Nishi
システム開発、管理を担当しています。 どちらかというと裏側の仕事が多いですが、 開発したものがどこかで社会の役にたってほしいと願うのは開発者であればみな同じはず。 そんな観点で実は便利もしくは有益だけどあまり知られていないITのさまざまな分野を記事で紹介していきたいと考えています。

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