大容量USBメモリの有効活用法

Categories: 使えるIT  2008/6/25 水曜日

USBメモリ、もはやPCユーザーであれば必携のアイテムとなっていますね。1Gでも1,000円を切るものがあって、気軽に買いもとめることができるようになっています。

最近のスタンダードは1G?8Gくらいでしょうか。単にWordやExcelのファイルを保存するだけなら10年かかっても使い切れないであろうボリュームがあります。あまった部分を何か有効に使えないでしょうか?

1つの提案として自分専用のアプリケーションを持ち歩くことができるかもしれません。

普段使いのメールソフトやブラウザを持ち歩いてみるのはどうでしょうか?

たとえばPortableApps.comというサイトからこんなアプリケーションが無料でダウンロードできます。

Firefox(言わずと知れたIEに次いでシェアの大きいブラウザ)

Thunderbird(無料で使用でき高機能なメールソフト)

OpenOffice(MicrosoftOffice 2003以前と互換性のあるオフィススイート)

ClamWn(アンチウイルス)

その他….

いずれもオープンソースで利用できる高機能なソフトとしてよく知られていますが、このサイトからダウンロードできるアプリケーションはシステムレジストリを書き換えるのではなくinfファイル等に設定を保存できるため、USBメモリで持ち運びできるという特徴があります。いつでもどこでも自分の使いなれた設定をUSBメモリで持ち歩けることになります。

以下のサイトからダウンロードできます。

PORTABLEAPPS.COM

上記のソフトウェアはすべて英語ですが、Googleで検索すると日本語化の情報を得ることもできます。

自分が普段使用しているPC環境以外でデータを確認しなければいけないとき、(メール、word文書、)これら持ち運べるアプリケーションのありがたみをきっと感じることができるでしょう。

もちろん紛失の可能性はゼロではありませんし、万が一に備えてUSBのデータそのものを暗号化するとか、データのバックアップを時々とるなどいくらかのリスクを考慮しておく必要はあるかと思います。

しかし出先で通常とは違うPC環境に慣れるのが大変だと思われる場合は一つの手段として考えてみてもいいかもしれません。

しかし、くれぐれも情報漏えいにはご注意を。


Author: Nishi
システム開発、管理を担当しています。 どちらかというと裏側の仕事が多いですが、 開発したものがどこかで社会の役にたってほしいと願うのは開発者であればみな同じはず。 そんな観点で実は便利もしくは有益だけどあまり知られていないITのさまざまな分野を記事で紹介していきたいと考えています。

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