Office 2000を現在も使用しているユーザーは少なくありません。
確かに後継のOffice XP、Office 2003と比較しても、文書フォーマットはほぼ同じですし、互換性もしっかりしていますので、不自由することはなかったと言えるのでしょう。（Office 2007から操作性が大きく変わったので、あえてOffice 2003以前を使用するユーザーもいます。）
しかし根強い人気のOffice 2000も1999年6月の提供開始から10年が経ちました。今後の予定では、2009年7月14日にすべてのサポートが終了し、Office Updateサイトも2009年8月1日をもって閉鎖されるということになっています。
Office Updateサイトが閉鎖されても、Office XP以降は影響を受けません。これらはMicrosoft Updateにより、Windows OSとともに一括でOffice向けの修正プログラムも適用されるからです。
しかしOffice 2000はMicrosoft Updateではサポートされておらず、Office Updateを利用する必要がありました。今後これができなくなるというわけです。
Office Updateサイト閉鎖後も、ダウンロードセンターによる修正プログラムの提供は当面継続される見通しですが、該当する修正プログラムを検索し、手動で適用していくのはかなり大変な作業です。
Office Updateを利用すれば、適用可能な修正プログラムが一覧表示され、一度に適用作業が行えます。
サイトが閉鎖される2009年8月1日までに、公開されている修正プログラムを適用しておくことをおすすめします。
Office Updateを利用するには、http://office.microsoft.com/ja-jp/downloads/default.aspxへアクセスし、左側の［更新プログラムの確認］から［Office Update］をクリックして進めてください。
