2012年のIT市場はどんな年?

Categories: ITなニュース  2012/1/19 木曜日

2012年も年始ムードも終わり、通常の業務に戻りましたね。2012年のITを取り巻く動きはどんなものになるでしょうか?

今年の秋にはWindows8が発売されると言われています。
使いやすいかどうかは別としてタブレット型のデバイスやタッチパッド式のラインナップは充実しそうですね。
そんな訳でわたしの2012年は、Windows8を抑えればよい程度ですが、調査会社のIDCの予測によれば、2012年は次の様な年になるとの事。

IDC-2012年 国内IT市場の主要10項目

1 国内IT市場は、復興財政支出政策の影響を受け、スマートフォン、ITサービス、ソフトウェアが市場を押し上げる
2 国内クライアント市場は「マルチデバイス」時代に入り、モバイルデバイスが国内IT市場の成長を牽引し続ける
3 クラウドサービスがITのモダン化を加速させ、「モダンPaaS」を創生する
4 ハイブリッドクラウド時代を迎え、クラウドサービス向けIT市場のフレームワークが形成される
5 事業継続/災害対策ソリューションは仮想化技術の進展とクラウドサービスの成熟によって再構築が進む
6 モバイルデバイス、3.9G/LTEサービスの早期展開によって通信事業者ネットワークインフラ市場が活性化する
7 2012年はビッグデータ活用型アナリティクスビジネスのリーダーの座をかけた競争のスタートダッシュの年になる
8 国内企業の海外ITシステム構築/運用を巡る、国内・グローバル・オフショアベンダー間の競争が激化する
9 センサーネットからインターネットに接続する「スマートデバイス」が増え、デバイスの「ソーシャル化現象」が起きる
10 次世代の最初の10万のスマートシティソリューションは「第3のITプラットフォーム」上に構築される

3番の”モダンPaas”とはなんのことかと思ったら、平たく言えば、ITの存在意義ともいえる業務効率化をサーバーを持たずにクラウド型で進めましょう、というものです。

5番の事業継承/災害対策ソリューションはなかなか経営判断が問われるところで、経営者はこれを必要経費とみるか、余分な出費とみるかで判断が分かれるところです。
情報を守りつつ外部からも必要なデーターにアクセスできる様にする事や、遠隔バックアップまで視野に入れるかで、予算も大きく違ってきます。ちまたではいろいろなサービスがありますが、ランニングコストを抑えるには工夫が必要です。
※沖縄県の企業様であれば、弊社ではこの面でお手伝いできますのでご相談ください。

9番は”おさいふケータイ”が世界規格になりますよ、というもの。iPhoneに導入されると喜ぶ人は多そうです。

もっと詳しく知りたい方は、直接記事をご覧ください。

http://www.idcjapan.co.jp/Press/Current/20111215Apr.html


Author: tokunaga
ネットワーク構築、サーバーメンテナンスを担当。 MCP、CCNA、SCSA、DD1種などを有しており、ネットワークの設計・構築・運用まで一通り行います。 法人様への最初の窓口として応対させて頂くことが多くございます。 問題解決のお手伝いを致しますのでひとりで悩まずお気軽にご相談ください。

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